陶芸家、こばやしゆうさんの個展が、先日quatre epice静岡店で開催されました。
今回新しく仲間入りしたのは、写真の真ん中の列の一番左の黒い器。
ゆうさんの器は、とても使いやすくて、ほぼ毎日食卓に上がります。
今までブログにアップしたご飯の写真で、
ゆうさんの器を使った写真の一部をまとめてみました♪
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ゆうさんの器を知ったのは、今から6年くらい前。
まだコタロウがお腹にいた頃です。
旦那がよく行く服屋のIさんが教えてくれました。
お店に個展のDMが置いてあったのですが、
そのDMの器の写真がすごく印象的で、
その後すぐに開催される個展にどうしても行きたくて、
会社の有休を使って、大きなお腹を抱えて行ったことを今でも鮮明に覚えています。
ゆうさんの器を実際に見た時の印象は、
「今にも動き出しそうな形!そして、包容力があって生きているみたい!」
器を見てこんな風に思ったのは始めてでした。
そしてなによりもご本人がとっても素敵!
何度かお話させていただいたのですが、少女のような方なんです。
「ナチュラルな生活」とか「ナチュラルなインテリア」って
すごく憧れるのですが、私がしているのはあくまでも「ナチュラル風」であって
本物ではないな〜と、ゆうさんを見ているとつくづく感じます。
そして、毎回自分がイヤになるのですが、私はすごくブレるのです(TT)
北欧風がいいな〜とか、シンプルなお部屋がいいな〜とか・・・
メディアにすぐに踊らされる、メディアダンサーでございます(ーー;)
そんな飽きっぽい私が、ずっと変わらずに好きでいられるなんてある意味スゴイ。
それだけ魅力のある作品なんだと思うのです。
「ナチュラルに暮らす」っていうと、どうしても形から入ってしまったり、
がんばってそういった生活をしようと努力する訳ですが、
そもそも「ナチュラルな暮らし」って具体的にどういう暮らしなんだろう?
漠然となんだけど、身体に優しいご飯を食べて
環境に優しいエコな暮らしをすること?
石けんを手作りしたり、パンも手作り、庭でハーブを育ててお料理に使ったり・・・
そうだとすると私の場合、それを目指すことで自然体ではなくなってしまうという
悲しい現実に気がついてしまいました。
とにかく面倒くさがりなのです・・・(ーー;)
手抜きをしつつゆる〜く暮らす、というのが私が自然体でいられるライフスタイル。
なんだか、カッコ悪い(TT)
器の話からだいぶそれてしまいましたが、
ゆうさんの生活は、私が憧れるナチュラルライフそのものです。
流行に流されず自分の本能に正直に生きていて、本当にカッコイイ!
形だけではなくて、生き方そのものが自然体。
本当の意味でナチュラルな暮らし。
そんなおおらかなライフスタイルが、
器にも現れているのかな〜なんて思っています。
ゆうさんの好きな、アフリカの大地のようにおおらかで、
生命力に満ちあふれた、自由で包容力のある器。
語り出したら止まらなくなってしまうくらい、
ご本人も器も、ホント、大好きです♪
珍しく、暑苦しく語ってしまいました(笑)