青木さやかがキャラ弁を作るお母さんに対して、なんやかんや言っていたらしい。
でも私は動じない(笑)
さすがに毎日キャラ弁は無理!だけど、年に5回くらいだったらがんばっちゃおうかな?
というノリで作っています。
最初は車のお弁当でも大喜びしていたコタロウですが、
だんだんキャラ弁が当たり前になって来て、
先日作ったショーンのお弁当(つなビィにアップしてます)の時はなんともクールな反応。
・・・が、逆にそのクールな反応が私の制作意欲に火をつけました(笑)
かぁか、すごい!と言わせてやろうじゃないの!
と、絶対無理だと思っていたカーズのキャラ弁に挑戦。
まずカーズのキャラ弁を検索して、
めちゃめちゃ素敵なキャラ弁を作られるブロガーさんの記事を参考に、
せっせと作った訳です。
まずマックイーンをクッキングシートに描いて、パーツをはさみで切って、
デザインカッターでカニカマやらチーズを切って作っています。
このためだけに100均でデザインカッターを購入しました。
コタロウも「マックイーンだ!すごーい!」と喜んでくれて、
作った甲斐がありました(T▽T)
たかがお弁当、されどお弁当。
私がお弁当をがんばっちゃう理由は、中学の時にさかのぼります。
*
中学の時、母が毎日お弁当を作ってくれました。
母の作る料理はとても美味しいし、味噌を手作りしたり蕎麦を打ったりと、
美味しい物に対する探究心も強いのです。
ですが、「お弁当」を作ることに関してはかなり苦手だったようで、
女の子が持って来る「色合いがキレイな可愛いお弁当」を持たされたことはなく、
おかずも渋いモノが多く(笑)
いわゆる「男前なお弁当」を持って行ってました。
向かいに座っている女の子が、可愛いお弁当を毎日必ず隠して食べていたのですが、
「なんでわざわざ隠すんだろ。可愛いお弁当なのに。くそぅ、羨ましい・・・」
と心の中で思いながらも、私は堂々と男前なお弁当を広げて食べていました。
そんなある日、いつものようにお弁当箱を開けた私。
私のお弁当箱は、ご飯とおかずが別々になっている2段のお弁当箱。
まずはご飯。海苔弁でした。
そしておかず。
妙に軽いというか、中でちょっと不安定な動きをしているモノが入っているのがわかる。
不思議に思いながらもいつものようにフタを開ける。
!!!!!!!
開けた瞬間、ビックリして思わずフタを閉める。
なんか、黄色いモノが見えた・・・(☝ ՞ਊ ՞)☝
そしてもう一度ゆっくりと、そーっと開けて確認。
なんと、バナナ半分が皮付きのままドーンと入っていて、
その横に、銀紙にしらすが入っおりました(笑)
そう、その日のおかずはバナナ半分としらす、以上!
そうか・・・バナナの横がスカスカだったから、不安定な動きをしていたんだ〜、
あの妙な感じはバナナだったんだ、そっかそっか・・・
とちょっと違うところに思考を持っていってみる。
そして、どうやったら誰にも見られずに食べられるかを必死に考えてみる。
急にお腹が痛くなったと教室を出るか?とか思考がぐるぐるする。
その間ほんの数秒だったと思うんだけど、えらく長く感じたな〜。
そしてその日、生まれてはじめてお弁当を隠して食べた(笑)
*
そんなこんなで私は「可愛いお弁当」に、ハンパなく憧れを抱いています。
今思えばフルタイムで働いて、毎日お弁当って大変だったんだろうな〜って思います。
あれだけお弁当作りが苦手な母が一度だけ、おにぎりに顔を付けてくれたことがあって、
それがものすごく嬉しかったことを覚えています。
母の名誉のためにもう一度書きますが、母の料理は美味しいんです(笑)
前日の夕飯の残りの唐揚げがあるにも関わらず、なぜかそれがお弁当に入らないんです。
その代わり、佃煮とかが入っていて、
「なんで昨日の唐揚げ入れてくれないの?」と聞いたら
「思いつかなかった」と・・・(笑)
お弁当作りが嫌いだから、思考がストップしていたのかもしれません。
まぁ私もそこまで言うなら自分で作って行けよって、昔の自分に言いたいくらいですが・・・
余談ですが、実家に帰って学生のころの話を懐かしくしていると、
いまだにバナナ弁当の話題が笑い話として出ます。
今となっては良い思い出です(笑)